2014年8月15日金曜日

③M杯展


③M杯展


フットサルをしている。
趣味として楽しいだけではなく、日頃の運動不足を補う意味もある。


制作の日々というのは、もちろん体力も必要で力もつかうのだが、僕の場合、座り仕事が多く屋内にいることがほとんどである(作家のスタイルによって多様で、ずっと屋外で作業するという作家さんもいるようだ)。


運動不足改善のためフットサルをしている作家もいる。そのような作家や、学生時代にサッカーをしていた作家による美濃と益子の交流企画展。両産地の頭文字を取り「M杯展」である。vol.1の今回は多治見、陶林春窯さんでの展示。


実は美濃や益子に関わりのあるサッカー好き作家で企画提案し、実現したグループ展だった。W杯の開催時期に展示期間をかぶせてもらったり、スポーツ関連の展示なのでトロフィーなんて普段作らないようなものを作ったり…。作家として楽しみが多い展示だった。特にトロフィーのような造形的な仕事は作家の個性が出る。造形センスやうつわの捉え方すらも問われるようで面白い展示になったと思う。


展示はHome&Away方式を採用しているので、秋にはvol.2を、益子もえぎさんにて開催予定である。


ちなみに、交流企画展と同時に、美濃の作家vs益子の作家のフットサル対決という熱い戦いも繰り広げられた。結果はHome美濃チームがなんとか辛勝。


たまにこのような遊び心のある展示会があると、作家もお客さんも楽しめるのかもしれない。vol.2がたのしみである(あくまで展示が)。目指すはaway戦でも勝利しての完全勝利である(展示が一番大事だ)。

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